有明広域市町村圏は、昭和45年7月に荒尾市、玉名市、岱明町、横島町、天水町、玉東町、菊水町、三加和町、南関町、長洲町の2市8町の地域が広域市町村圏として設定され、広域行政機構として有明広域市町村圏協議会が設置されました。
圏域の人口は約16万4千人です。地理的には、熊本県の北部に位置し、北は福岡県大牟田市、南は熊本市に隣接しており、九州のほぼ中央にあります。
圏域の中心を流れる菊池川が有明海へ注ぎ、県立公園の小岱山や温泉などの豊かな自然環境に恵まれております。
歴史的にも、菊池川流域を中心に装飾古墳等の遺跡が数多くみられるように、いにしえから拓けていた地域です。
本協議会設置以来2市8町が連携し、圏域の発展に努めてまいりました。
平成6年4月に、有明広域市町村圏協議会をはじめとする、圏域内の各々の一部事務組合を複合化し「有明広域行政事務組合」を設立。圏域のより一層の共同事務処理整備の充実並びに新たな広域行政の推進に取り組んでおります。
また、同年9月には、県から「荒尾玉名地方拠点都市地域」の指定を受け、「職・住・遊・学」を備えた「九州有明交流拠点」の建設を目指し整備を進めております。
平成17年10月には、玉名市・岱明町・横島町・天水町が合併し「玉名市」に、平成18年3月には菊水町・三加和町が合併し「和水町」になり、2市4町となっております。